写真提供=福砂屋 |
長崎といえばカステラが全国的にも一番なじみある土産品。大航海時代の16世紀に日本に伝わった南蛮渡来の菓子で、名前の由来は、スペイン中央部のカスティ
ーリャ地方の地名からきているようだ。
16世紀頃イベリア半島にあったカスティーリャ王国のお菓子で、長崎に来航したポルトガ人が、「カステラから伝わってきたお菓子」と伝えたことから、日本で
は「カステラ」と呼ばれるようになったという。
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長崎には数多くのカステラ屋さんがあるが、地元で御三家と呼ばれるのが福砂屋、松翁軒本店、文明堂総本店。福砂屋が寛永元年(1624年)の創業で、現在は15
代目に当たる。松翁軒が天和元年(1681年)の創業でともに300年以上の歴史がある。文明堂は少し遅れるが、それでも明治33年(1900年)創業と100年は経つ。
カステラのしっとりしたおいしさの決め手は卵の泡立てにある。卵を手割りで白身と黄身に分け白身を十分に泡立て、その後に黄身とザラメ糖を加える別立法
(べつだてほう)と、ミキサーで卵やその他の材料も一緒に撹拌する共立法(ともだてほう)があが、福砂屋は別立法で創業以来手作りを守り、卵の手割りから焼き上
げまで一人の職人が仕上げて、手立ての泡のよさから生まれるふっくらとしたカステラを作る。
カステラの値段は1斤(580g)1,400円、0.5斤700円が主流だ。観光土産品のほか中元・御歳暮などギフト需要も高い。 (福砂屋 095-821-2938)
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